フリーエンジニアがインフラを担う仕事を担っていくためには、開発の仕事を行っていくだけでは不足してしまうことが多々ある。
開発や導入の仕事を担うにしても、保守や管理の仕事に携わるにしても、ソフト面とハード面の総合的な知識が必要になるからである。

多くの開発現場においても、多かれ少なかれ両者に触れることになるものの、システムエンジニアやプログラマの仕事の場合にはソフト面を扱うことの比重が大きい。
そのため、ハード面にあたる情報機器についての知識をつけることが、インフラを担う仕事を請け負うためには重要となるのである。

大規模なシステムの設置の際には、フリーエンジニアを募集することによって現場で導入を行う人員の補充が行われることが頻繁にある。
そういった現場においてはソフト面の知識は必要性が低く、むしろ大型の情報機器を適切に設置して配線していくというハード面での知識ばかりが問われる仕事となる。

サーバーやネットワークの維持や管理も典型的な仕事であるが、そういった際には通常はソフトを利用してシステムの監視を行っているのが基本となることが多い。
しかし、一度障害発生が起こると、その解決のためにハード面に触れなければならないことの方が多く、重要な際の仕事についてはハード面への理解についての比重が大きいのである。
こういった現場での業務においては、インフラ系の場合にはハード面への理解が必要となるのが特徴的となっている。とにもかくにも、総合的なインフラ系のスキルが仕事に直結すると言えるだろう。