フリーエンジニアのインフラの仕事

フリーエンジニアがインフラの仕事をする場合には、業務内容も求められる経験も大きく異なる職種がある。
インフラエンジニアとして企業で働く場合には、現場でのシステムの導入や構築を担う仕事を若い間に経験し、現場経験から情報機器について理解を行う。
その経験をもとに、様々な現場においてシステムの管理や維持の仕事を担うようになる。
そして、その中でも優れた人材は開発や設計を行う上位の仕事についていける用になるというのがキャリアパスである。

こういった各々の仕事をフリーエンジニアは担える可能性があり、大型システム導入の際の増員や、各企業における社内システムの管理や維持については、特に重要性も需要も高い仕事となっている。
これらの間には体力的な要素で大きなギャップがある。
システム導入の際には、情報機器の搬入や配置といった肉体労働が必ず必要となる。それに加えて、勤務時間も導入先での仕事に支障がない時間が選ばれることが多く、休日や夜間の仕事が多いという特徴がある。

これに対して、システムの維持や管理の場合には通常時は監視を行うためのモニタリングをするため、体力的要求は少ない。
一方で、24時間体制がとられる必要があるため、勤務時間についてはその時間の割り振りによって昼間のこともあれば夜間のこともあり、依頼主からの要求に応じて柔軟に対応しなければならない場合もある。
このように、仕事への負担のあり方が大きく異なるのである。